『筑前国続風土記拾遺』巻之38 宗像郡 下 勝浦村の項に下記の記載がある。
照月庵
西に在。光明山と号す。禅宗済下崇福寺の末なり。寺内に阿弥陀堂あり。
そのすぐ西は防風林。その向こうには玄界灘の荒海が広がる。 境内を歩くと潮騒が聴こえる。 境内には多数の桜の木の植え込みがある。 どこか昔なつかしい雰囲気の場所である。
現在は無住のようであるが、よく清掃されている。地元の方々がされているのであろう。
山門を入って左手に「宗像国西部霊場 阿弥陀如来 西東 第68番」と表札がある堂宇がある。 その中には阿弥陀仏ではなく地蔵菩薩が安置されている。 また、本堂前の広場には、明治17年銘の石碑があるが内容は読み取れない。 本堂に向かって右手には世代墓と思しき石の墓碑が2-3基安置されている。
その西側には年毛神社が鎮座している。
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