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薬王密寺() 東光院跡(とうこういんあと) 真言宗

歴史

境内の案内板の内容をそのまま記す。

寺伝によれば、大同元年806に、最澄(さいちょう)(伝教大師)の開山とされ、 天台の道場であった。 正保4年16472代藩主黒田忠之(くろだただゆき)が、 福岡城近くの密寺東光院と合併し、 宗旨を真言宗に改め、薬王密寺東光院(やくおうみつじとうこういん)とした。 現在、これらの保存、活用を図るべく、史跡に指定されたものである。 本院には本尊薬師如来立像のほか、重要文化財として指定された仏像25体と、 県指定文化財の絵画12点が所蔵されていたがこれらの物件が福岡市に寄贈され、 福岡市美術館に展示されている。

参考:『筑前國続風土記拾遺

ひとくちメモ

当寺の仏像は福岡市美術館に寄贈されており東光院仏教美術室(常設展示場内)に展示されている。 重要文化財の薬師如来立像、金剛力士像2対他多数がガラス越ではなくじかに観る事ができる。 展示されている仏像は保存状態が非常に良い。

作者が撮影した画像はこちらでご覧ください。

筑前國続風土記拾遺』巻之10 那珂郡 元 堅粕村の項

藥王寺

堅粕山東光院と云。 真言宗京都仁和寺の末寺なり。 本尊ハ藥師如来傅教大師の作にて平城天皇の大同元年806の開基といふ。 是温泉有り時湯守神の本地佛なるへし。

はしめハ天台宗なりう。中比より禪僧住せり。 正保元年1645高樹公[1]再造し給ひ同4年に真言宗に改め ■[2]俊といふ僧を中興開山とし給ひ寺領20石寄附し給へり。

寺内にニ王門 鐘堂 荒神堂 大師堂あり。 池中に辨天堂又五重石塔一基あり。

この寺の鐘とて今福岡圓應寺の鐘堂に(かかり)たり。 其銘。「大日本國西海路筑前堅糟村本堂藥王院再鋳洪鐘銘白。(中略)旹應永20年巳、14134月16日敬白。」(後略)

脚注

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