承天寺の塔頭のうちの1つである。 正和元年1312の創建で、 開山は聖一国師の高弟南山紫雲。 博多人形師、正木宗七作の延命地蔵が祭られている。
この寺は人形供養の寺として広く知られ、毎年12月の第2土曜日に、檀家の人や近在の人達が人形を持ち寄り法要を営んだ後、その人形を焼くものである。当寺の境内から博多人形の創始者ともいわれている3代正木宗七の作なる延命地蔵が見つかったのが始まりで、昭和53年1978から博多人形商工業協同組合の主催で行われている。境内に人形堂あり。
JR博多駅側から博多千年門をくぐり、すぐ左手にある。「人形堂 祥勝院」の看板が目印である。