聖福寺に属する寺(西部寺院)である。
『筑前國続風土記拾遺』巻之48 志摩郡 上 板持村の項に下の記事がみられる。
龍松寺
本村に在。福泉山と号す。禪宗済家博多聖福寺の末也。 開山を卜翁和尚と云。
伊藤氏メモ『福岡寺院探訪』によれば、開基を耳蜂玄能といい、もと波多江村にあったが、明治の終わりに今の地に移ったという。()
山門に向かってすぐ左手に国指定史跡「丸隈山古墳」がある。 山門前の通りは、旧唐津街道である。
山門脇の池は注目である。池の縁の石はすべて石臼である。ざっと数えただけでも40個はある。 よくもこんなに集めたものである。 本堂前は庭園となっており、怖い顔をした鬼瓦がある。 また、本堂前にはツバキの大株も見られる。
伊藤氏メモ本堂正面の引戸の鍵は開けられており、いつでもご自由にご参拝どうぞのスタンス。 ですが、この引戸、相当に堅く、最初は鍵が掛かっていると思い、庫裏の方に行って参拝お願いをしたものでした。 堅くてすみませんと先方も恐縮されていました。現第20世。()
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