お寺めぐりの友

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() 川端飢人地蔵尊(かわばたうえにんじぞうそん) 不詳

歴史

地蔵堂内に掲げてある「飢人地蔵尊由来」によれば次の通りである。 享保の大飢饉(享保17-19年1732-1734)で亡くなった人々の遺骸を集めて葬り後人が石の地蔵尊1基を刻みその場所にお堂を建てた事に始まるようである。

毎年、8月23、24日の2日間上川端町1、2、3の組が施主となって盛大な施餓鬼供養(せがきくよう)(地蔵尊夏大祭)を行っている。24日の夜(20:00〜)御堂前の博多川で灯籠流し・送り花火が行われる。

地蔵尊夏大祭の様子はこちら

この大飢饉では、当時の博多の人口(男11054人、女9462人)の3分の1の6000人が死亡したという。

ひとくちメモ

背後は福岡一の夜の歓楽街、中洲のビルが連なっている。 前は博多川が水をたたえ、その対面に川端商店街である。 地蔵堂は間口2間ほど、2階建てのこじんまりしたものとなっている。 前には「福博 八十八ケ所三拾四番札所」の石塔が建てられている。

地蔵堂内には中央に地蔵菩薩、その向って左手には石仏が数体安置されている。 真新しい生花が供えられ綺麗に清掃されている。 この地に住む人々の信仰心の篤さを感じる場所である。

2017-08-24の地蔵尊夏大祭の様子

御堂は多数の盆提灯で飾られ、御堂前の博多川には町内の方々によって即席の接待所が設けられる。 冷たい飴湯をごちそうになった。


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