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愛宕山(あたごさん) 観音寺(かんのんじ) [観音密寺・愛宕山奥の院] 真言宗大覚寺派

歴史

Linksのページによれば、 観音寺のある山は、元は鷲尾山といわれ、山頂には鷲尾神社(西暦12年創建)の別当坊「東林寺」(天台宗、859年開創)があった。 寛永11年1634黒田2代藩主忠之、黒田騒動により幕府より謀反の疑惑を受け愛宕神に祈願したところ、ほどなく嫌疑が晴れたことから、山頂に愛宕神社を開創し、別当坊「円満寺」(真言宗)を置いた。 同年九月博多東長寺中興・快周大和尚導師のもと御遷座大法要が修行された。

以後、歴代藩主の御祈願所として信仰を集め山岳信仰の拠点として隆盛を極めた。 明治34年1901神仏分離令により「東林寺」は「円満寺」とともに廃寺となり当地に観音堂を残した。 愛宕大権現の本地佛、御本尊勝軍地蔵尊は、この観音堂に迎えたという。

伊藤氏メモ福岡寺院探訪 』に次のような記載がある。

当寺には明治の初め頃、慈忍という尼僧が住持したといわれ、寺のすぐそばの山手に八十八ヶ所霊場を作ったと伝わる。 今でもその名残の石仏が、生い茂る雑草の中に岩を背にして立っている。

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ひとくちメモ

観音寺は愛宕神社の参道の中程に伽藍を構える。 参道は急峻な石段で山門に着くまでに息が上がる。 境内の石仏様たちの数はすごい。

本堂に向って左手には薬師堂・千手観音堂がある。 薬師堂内には、薬師如来(像高約30cm)・日光菩薩・月光菩薩・十二神将が安置されている。 千手観音堂内には中央に千手観音像・左手に不動明王・右手に地蔵菩薩像が安置されている。 これらのお堂内の仏像は近年造立されたものと見える。かなりの美品である。

境内からは、姪浜の街並を一望することができる。周辺は椎木の古木・桜・榎などまるで植物園の感がある。 坂道で多少は体力が必要であるが散策するにはもってこいの場所である。

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