『筑前國続風土記拾遺』巻之43 鳥飼村(別府 大鋸谷 荒戸 伊崎浦)の項に下記のごとく記載されている。
本村町方に在。 龍宮山と号す。禪宗済家承天寺の末寺なり。 開山は聖一國師なり。建立の年代詳ならず。 はじめは枝郷別府にあり。(其辺に東蓮寺といふ寺址もあり) 寺内に大日堂あり。(毎年正月廿八日には遠近より詣来もの多し。堂内に観音堂も安置す。)
上の『筑前國続風土記拾遺』の承天寺とは博多区の萬松山承天寺である。大日堂・観音堂は作者は確認できていない。
、2度めの参拝。本堂・境内の様子がずいぶん近代的になっている。 参道の菱形の装飾が珍しい。 旧境内の画像は当ページの下部に掲示しています。
右の写真の多数の石仏群・その先のクスノキは現在見当たらない。
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