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海印山普賢院() 行願寺(ぎょうがんじ) 天台宗

歴史

Linksのページによれば、行願寺の地は伝教大師最澄が延暦23年8047月遣唐使の一行として渡唐するに当り海上安穏を祈願して秘法を厳修した場所。 本尊阿弥陀如来像は伝行基作。 昭和20年の福岡大空襲で被災。寺院建物の一切が焼失。 昭和62年以来15年の歳月をかけて現伽藍を再建。 開山以来、現住職まで36世を継承し今日に至るという。

伊藤氏メモ福岡寺院探訪』によれば、慶安2年1649、良悦の代に2代藩主黒田忠之から70石を賜ったとある。 また、『筑前国福岡区地誌 (1980年)』には、[明暦元年1655乙未妙音寺ノ開基良悦法印始テ寺ヲ建立シテ御笠郡宰府村六度寺ノ住持傳賀ヲ開山トス(傳賀ハ後ニ筑後 國北野天神社ノ宮司トナレリ)]とある。()

伊藤氏メモ本堂には、ご本尊の阿弥陀如来様の横に珍しい観音様が祀られている。この仏様は寺宝で、大陸からの渡来仏と伝えられる。 孝昌元年525の刻字があり、北魏時代の仏像ではないかと推定される。 光背に少し欠損があるが、ちょっと腰をひねった立ち姿はすっきりと優美で、その美しいお顔立ちは法隆寺の百済観音を彷彿させ、日本の仏像とは趣を異にする美しい仏様である。行願寺も福岡大空襲で全焼したが、よくぞ残ったものと思う。(以上、『筑前の寺めぐり 』より)

この光背に欠損のある渡来仏の写真は、行願寺のHPで見ることができます。また、当寺訪問時にご住職にお願いしたら、本堂を開けてその実物を見せてくださいました(写真撮影もOKでした)。()

ひとくちメモ

行願寺は須崎町の交通量の激しい通りに面して伽藍を構えている。 本堂前には十三仏が鎮座している。

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