お寺めぐりの友

PC版

天目山() 幻住庵(げんじゅうあん) [幻住禅庵] 臨済宗妙心寺派

歴史

聖福寺の塔頭寺院のひとつである。歴史については門前の案内板の内容を下に記す。

延元(えんげん)元年1336の創建で、無隠元晦(むいんげんかい)[1]による開山です。

以前は、那珂(なか)馬出(まいだし)村(福岡市東区馬出)にありましたが、 慶長末期から元和(げんな)初期(1615ころ)にかけて博多の豪商、 大賀宗九(おおがそうく)宗伯(そうはく)父子が現在地に移し宗九を開基としました。

庵内の虚白院(きょはくいん)は文化1804~1818・文政1818~1830年間、 聖福寺の名僧仙厓和尚(せんがいおしょう)隠栖(いんせい)したところです。

墓所には大賀宗九父子の墓があります。

筑前名所図会』によれば、著者の奥村玉蘭の墓所もここにあるという。

伊藤氏メモ福岡寺院探訪』に次のような記載がある。()

裏手墓地には大賀宗九父子の墓がある。 その横にある碑に「豊後国佐伯梅牟禮城主佐伯大学頭大神信好は黒田如水の強き懇望により筑前国博多に移り(中略)海外貿易を行い(中略)浄財を献じ幻住庵を開基す。(中略)本姓大神を改め大賀と称し・・・」とある。

ひとくちメモ

幻住庵は聖福寺の敷地の東北側に伽藍を構えている。本堂は2010年に改築されたようである。 幻住庵のすぐ西側は聖福寺の西門である。門前にはその昔の門前町を構成していたと思われる商店が数軒立ち並んでいる。

なお、普段は一般の人の拝観はできない。作者も拝観したことがない。

筑前名所図会』では右ページに幻住庵、左ページ中央に西教寺、 その左には西門橋が描かれている。

脚注

関連寺院

Top