お寺めぐりの友

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香白山() 安養院(あんよういん) 浄土宗

歴史7 phrases

筑前國続風土記』巻之3 福岡の内容をそのまま記載する。

○安養院 浄土宗鎮西派

香白山受樂寺と号す。開基は僧心譽は、朝鮮国 全羅道(てるらどう)香白山安養院の住職なりしが、文禄1592-1596の頃、 黒田長政の家臣、池田九郎兵衛が為に囚れて日本に渡る。 九郎兵衛これを家僕となしてつかふ。 肉食せず。 九郎兵衛彼が志を奪いて還俗させんがために、家卑(かひ) をゑらびて彼僧の妻とす。しかれども三年犯さず。妻謝して離別す。

その後九郎兵彼僧の志をうばふべからざるをしりて、薬院に草庵を結て、彼僧を置けリ。 朝鮮に居たるところの名を取て、安養院と号す。

朝鮮人のとらはれと成て、此の地に来りて住せし者、多くは此処に葬る。 故に朝鮮人の墓多し。

心譽朝鮮より持来りし、佛舎利、井佛書一冊今にあり。第二世を春才と云、 (すこぶる)儒書を読り。児童来り学ぶ。

その後、承応二年1653国主忠之公(二代黒田藩主)の時、源光居を其地に 立給はんため、此寺を転じて、薬院の南庄村の内今の境地に移さる。

ひとくちメモ1 phrases

安養院は、中央区の住宅街の中にひっそりと伽藍を構えている。 何度かお参りしたが、いつも門を閉ざしている。

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