御堂は糟屋郡から登って来て太宰府の町中に下る道の峠にたっている。 御堂前の道(県道68号線)は昔は(今も)この峠を越え県道36線を下って太宰府天満宮へ至る参詣道だったようだ。
御堂の住所は当サイトでは太宰府市としているが、太宰府市と糟屋郡の境界にあるため、はっきりしたことはわからない。ひょっとすると糟屋郡に属するのかも知れない。
御堂名「只越延命地蔵尊」は作者が仮称しました。昔はこのあたりは「只越」と呼ばれていた。
御堂は県道脇にひっそりとたっている。 祭壇の中には、不動明王、地蔵菩薩(立像)、延命地蔵尊が安置されている。 延命地蔵尊は巨大なもので、台座が祭壇の下に突き抜けている。
御堂の前の県道を歩くとわかるが、ちょうど御堂前が峠となっている。 昔の参詣者達はこの峠の地蔵尊が格好の道標になっていたのだろう。
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