『『筑前國續風土記付録』巻之13 夜須郡 上 曽根田に下記の記載がある。
常圓寺(真宗 佛堂五間四面)
玉蟲山と號す。西本願寺に属せり。 此寺初住の僧を教西といふ。教西はもと越前國の者なりしか、明暦年中いかなるゆへにか、 寺號木佛を携へ筑前に来り、此所に住し、玉蟲山常圓寺と號せりといふ。
上の玉蟲(玉虫)とはこのあたりの小字名のようである。
常円寺は夜須高原の南側の麓の田園地帯の真ん中に伽藍を構えている。 周辺は緑豊かで、夜須高原にも程近い。
本堂・山門に白色で立派な絵が描かれている。写真をクリックして拡大してご覧ください。
『筑前國續風土記付録』によれば、山号は玉蟲山と記されているが現在は仲王山である。 いつ変わったかは作者は知らない。
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