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東洋医学基礎講座» 第4編 健康管理の食品ミネラル» 第7章 コラーゲン〔アンチエイジングで注目〕

コラーゲンとは、蛋白質の一種でアミノ酸が結合してできているものです。体内の蛋白質の3分の1がコラーゲンでできています。

肌の70%がコラーゲンで構成され、内臓、筋肉、骨、関節、目、髪などの身体内に存在します。コラーゲンは、細胞と細胞のすき間を倦める様に、繊維状または膜状に存在しています。肌に張りを保ち、皺のない滑らかな肌を維持する真皮を構成する主な成分がコラーゲンです。

加齢や紫外線にさらされることで、コラーゲンは硬くなったり量が減ります。これが、肌のたるみ、皺をつくる原因となります。コラーゲンの体内含有量は20歳代までが最も多く、それ以降は加齢に比例して減少してゆき、40歳代ではコラーゲンの量が半分以下になるといわれています。

つまり、コラーゲンは、若さと健康のために必要不可欠な栄養素です。身体に大切なコラーゲンは、新陳代謝が衰えると補給する必要があります。

人の体内では、常にコラーゲンの分解と合成が繰り返されています。年をとると、このバランスが崩れ、分解のほうが多くなってきます。これは皮膚と限らず骨も造骨細胞が減って破骨細胞が増えて骨粗鬆症になるのと似ています。

これは老化現象の一つで、コラーゲンが柔軟性を失ったことで、皺が増えたり、張りがなくなったり、関節や骨が痛むのです。そこで、老化を予防するためには、コラーゲンを補給し、新陳代謝を促す必要があるといわれているのです。

◆コラーゲンが注目される理由

①コラーゲンによる美肌効果
コラーゲンを摂取することで、コラーゲンの新陳代謝が活性化され、常に体内には新鮮なコラーゲンが多く含まれた状態になります。コラーゲンを摂取することでコラーゲンの老化による症状が改善され、肌の保水能力、シミ・皺の予防に役立ちます。
②コラーゲンの関節痛に対する効果
年齢を重ねるにつれて、膝などの関節痛が出てきます。この原因の1つに関節軟骨の磨耗があります。コラーゲンの新陳代謝が衰えてくるとコラーゲンが十分に供給されなくなってしまい、軟骨がすり減り、軟骨がなくなってしまうため、骨と骨が直接すれて関節痛になります。
しかし、コラーゲンを摂取することによって、コラーゲンの新陳代謝が活発になり、新鮮なコラーゲンが作られるようになります。その結果、軟骨には新鮮なコラーゲンが供給されるので軟骨のすり減りを最小限に抑えることができ、関節痛を緩和させます。
③コラーゲンの血管に対する効果
血管は主にコラーゲン(コレステロール)でできており、血管にできた傷はコラーゲンによって修復されています。しかし、コラーゲンの合成があまり行われなくなると、血管が次第に硬くなり、ついには動脈硬化を引き起こします。動脈硬化を予防するためにもコラーゲンを摂取し、コラーゲンの新陳代謝を良くすることが重要です。

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