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東洋医学基礎講座» 第3編 予防医学の健康講話» 第20章 飲酒〔酒は百薬の長〕

世界中のあらゆる民族が、それぞれに独特のお酒を作って愛飲しています。酒を飲まない民族は殆どいないのでしょう。(厳格なイスラム教徒は飲酒を禁じているそうです)

もし、酒が人間に害をなすだけならば、これ程に長い歴史で存続しません。「百薬の長」と言われて継続しています。しかし、極めて旨いものであり、精神的な抑制が無くなるために、度を過ごして飲酒すれば、色んな過ちを犯したり、健康を害してしまいます。あくまでも「百薬の長」として酒類と上手く付き合いたいものです。

1 酒の効用

2 酒と動脈硬化

2合以上の酒類を飲めば、体内の血中アルコール量が増える。すると中性脂肪が増加し、皮下や肝臓や血管などに脂肪が沈着します。この沈着が粥状態(プラーク)となって血管が狭くなり、動脈硬化を促進します。その結果は脂肪肝、肝硬変、心筋梗塞へと進んで行きます。

3 飲酒と高血圧

人間の解毒能力は、アルコールに対して1時間当たり9~15㎖です。

・日本酒
2時間で1合
・ビール
1時間で大瓶の半分(320㎖)
・ウヰスキ
2時間でダブルグラス1杯

これを目安にして下さい。個人差がありますから飲み過ぎない自分の適量があるでしょう。尚、平日にビール大瓶1本程度が適量の飲酒とも言われています。

4 一般的な注意

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