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東洋医学基礎講座» 第4編 健康管理の食品ミネラル» 第3章 タウリン» 第3節 ダイエット効果もある

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◆タウリンダイエット

タウリンは、ダイエットに対する効果が注目されている成分です。イカ、タコ、牡蠣などに含まれるタウリンは、血液中の毒素(悪玉コレステロール)を退治し、血液をサラサラにしてくれる効果があり、そのため、血液循環が良くなり、新陳代謝が活発になるそうです。

新陳代謝が活発になることで、脂肪燃焼が期待でき、ダイエットできるというわけです。タウリンなどのミネラルを多く含む食品を積極的に摂って運動し、健康的なダイエットをしましょう。ダイエット期間中は、もちろんバランスよい食事は欠かせません。バランスよい食事の中にタウリンなどのミネラルを多く含む食品を取り入れてみてください。タウリンは、医薬品 として扱われているため、タウリンを多く含む食品(牡蠣やアサリ貝)またはサプリから摂って下さい。

◆タウリンがむくみや動悸、息切れを改善

タウリンは、筋肉の収縮力を強める作用があるので、うっ血による身体のむくみや動悸、息切れなどの症状を改善します。心臓の筋肉が収縮する動きが高まると、送り出される血液量が増えるからです。タウリンは身体が必要とする量よりも少量しか体内で合成できないので、食べ物や健康食品から摂取する必要があります。

タウリンはアミノ酸の一種で魚貝類や軟体動物に多く含まれています。人間の筋肉や、胆嚢の中の胆汁酸と結合して存在しています。哺乳動物の成長に重要な栄養素で母乳中にも存在し脂質の消化や吸収に直接関与し、眼の網膜機能障害がタウリンの欠乏に関連していることもあります。特に、筋肉には体全体の70%のタウリンが含まれています。

また、心臓や脾臓、脳の一部、網膜、白血球中にも高濃度のタウリンが含まれています。哺乳動物の臓器中のタウリンは、食事の摂取と生体内での合成によってまかなわせています。生体内では硫黄を含むアミノ酸(含硫アミノ酸)であるミチオニン、システィンからタウリンは合成されますが、その合成量は動物の種類によって大きく異なります。

人間のタウリン合成量は少ないと考えられています。小児に対してタウリンを含まない輸液を長期間中心静脈栄養で投与したところ、血漿のタウリンレベルが低下し、網膜機能に軽い異常が見られた、という報告もあります。

タウリンは胆汁酸と結合することで抱合胆汁酸を形成し、腸管での脂肪の消化・吸収を助ける働きをしています。胆汁酸はコレストロールから作られるので、タウリンはコレストロールの消費を促進し、血液中の脂質を改善します。タウリンを多く含むのは海産物で、植物には殆ど含まれていません。

人の体内でもタウリンは生成されていますが、生命活動を営む絶対量が少ないため、対外か"らの摂取に頼ることになります。タウリンは1日3000mg~6000mgが必要とされていますが、1日の食事から摂取できる量はわずか50mg、多い人でも 250mgしかありません。

・市販のドリンク剤では、リポビタンDやアルギンZがタウリン含有量が多いでしょう。

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