タウリンの効果を列挙してみましょう。
と、人体の健康にとってよいことばかりです。認知症(その6割はアルツハイマー症)に罹る人と罹らない人の食生活では、魚貝類を主に食べた人が罹りにくい結果が出ています。
※加齢は避けられない、でも老化は避けられます!肉食生活を改善してみませんか?
交感神経は腎臓にも作用します。腎臓は、身体から塩分と水分を取り除くことで血液量を減らし、血圧の上昇を抑えます。交感神経は、腎臓のこうした働きを抑制します。このことも、血圧の上昇につながります。そこでタウリンが役に立ちます。交感神経を抑制するタウリンは塩分の摂り過ぎによる高血圧の改善には特に有効です。
血圧を正常に保つことに効果を発揮しているのがタウリンなのです。タウリンには、ホメオスタシスという生命活動を維持する機能があります。
実験で、ラットにタウリンを与えると、血圧が上がるのが抑えられて、脳卒中を予防できるということが分かりました。高血圧の要因は、脳にストレスがかかり、緊張のサインが脳から末端神経に伝達され、神経がノルアドレナリンというホルモンを分泌。このホルモンが血管を縮ませて血圧を上昇させています。
そこにタウリンを投与すると、タウリンがノルアドレナリンの分泌を抑制してくれ、血管を元の状態に戻し、血圧を正常値に戻してくれます。