それまで何でも無かったのに突然トイレに行きたくなり、我慢することが難しい症状です。
過活動膀胱の患者さんでは必ずみられる症状です。
日中に8回以上もトイレに行く症状です。
過活動膀胱に通常伴う症状です。
夜中に1回以上、おしっこのために起きたりする症状です。
過活動膀胱に通常伴う症状です。
突然の我慢できない強い尿意のために、トイレまで我慢できず尿が漏れてしまう症状です。
過活動膀胱では、この症状は伴わないこともあります。
過活動膀胱は、膀胱が異常な働きをすることで起こります。膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをするために、尿が十分に溜まっていない内に、急に我慢できない尿意が起こります。
高齢男性で最も多い原因は:前立腺肥大症です。
膀胱の下の尿道管の両脇に前立腺があります。この前立腺が加齢に伴って肥大し、尿道を圧迫することで起きる病気(尿のトラブル)のことです。前立腺は膀胱の下で、尿道を取り囲むような形をした臓器です。
前立腺が大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に縮まって尿道が圧迫されるために「尿が出にくい」と言った症状が起こります。尿道の圧迫が続くと、膀胱が勝手に縮みやすくなるために「トイレが近い」「漏れそうで我慢できない」などの症状も起こって来ます。この前立腺肥大症は、トイレが近いことに悩む高齢男性に、最も良く見られる病気です。