お寺めぐりの友

PC版

東洋医学基礎講座» 第3編 予防医学の健康講話» 第3章 タバコとCOPD» 第3節 喫煙と寿命

前ページ

<喫煙者と平均余命>

米国対癌協会の報告に寄れば、非喫煙者で現在25歳の人が平均48.6年生存するとすれば:

 結論から言えば、煙草1本喫煙で1日の寿命を縮めている感じですね。

<喫煙者と死亡率>

国立ガンセンター平山博士の報告に寄れば、3年間26万人ほどの追跡調査で、喫煙者は非喫煙者に比べて男性で28%、女性で31%高いが出ています。

母親が喫煙者の場合には、死産2~3倍、未熟児2倍に及んでいます。また、乳幼児に対する影響は両親のいずれか一方が喫煙者の場合に1.46倍、両方共が喫煙者の場合に2.26倍、気管支炎に多く罹り、煙草の喫煙本数の増加と呼吸器系の罹患率が比例してきます。

※本数が問題であり、煙草のタールやニコチンの含有量を問題にしていません。

喫煙年数*1日の平均喫煙本数<600 ならば病気リスクが低い
 要は、喫煙年数*1日の平均喫煙本数の値が600以上であれば、癌などの罹病リスクが高い!

<禁煙こそが最も簡単で確実な健康管理>

喫煙の習慣はどうして出来たのでしょうか?出来心で吸ってみた、興味本位だった、美味かった、等様々でしょう。喫煙の影響は大気汚染やその他の因子よりもはるかに大きいのです。PM2.5大気汚染が騒がれていますが、喫煙こそ更に酷い大気汚染なのですよ。

煙草を止められない人の言い訳で「ニコチン中毒」などと平気で嘘をいいます。アルコール依存症は真夜中でも起き出してお酒を飲みますが、タバコ中毒は聞いたことが有りません。アナタは就寝中に禁断症状で起き出してタバコを吸うのですか?嘘でしょう?要は意志力が弱いだけです。

長年の喫煙習慣で今更もう手遅れだ、と言う人も居ます。しかし、禁煙すれば肺組織は徐々に元に戻り、約10年間で吸わない人と同じ綺麗な肺になるのです。どうしても禁煙できない人は、タバコの本数を減らしたり、吸い方に注意して頑張りましょう。

前ページ
Top