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生活習慣病基礎講座» 第1章 骨粗鬆症〔いつの間にか骨折〕

背中が曲がる、背が縮む、腰が痛いなどの症状は、骨粗鬆症による骨折のサインかも?それらは歳をとったせい、と思っていませんか?これらの症状は、単なる加齢のせいではないかもしれません。いくつか原因が考えられますが、骨粗鬆症などの深刻な病気が隠れている可能性があるのです。(いつの間にか骨折!と言われる怖ろしい病気です)

骨粗鬆症による骨折が起こると腰の痛みを感じる方もいますが、そうでない場合もあるので気づかずに過ごしている方がとても多いのです。特に、閉経後の女性に顕著な病気なのです。高齢社会を迎え、骨粗鬆症の患者さんは年々増加の一途をたどり、約1000万人を突破していると言われています。以前は単なる加齢現象ととらえられていましたが、骨粗鬆症は骨の病的な状態と考えるべきです。

合併症として、椎体圧迫骨折や大腿骨頸部骨折を生じると、患者の日常生活動作を著しく低下させ、更には生命予後にも関わってきますので、早期の診断、治療が望まれます。

◆背中が曲がったり背が縮んだりする原因

2節図3
背骨自体に原因がある場合
  • 骨粗鬆症による背骨の骨折(圧迫骨折)
  • 変形性脊椎症
  • 腰椎変性すべり症、など
神経に原因がある場合
  • 脊柱管狭窄症、など
筋肉に原因がある場合
  • 背中の筋肉の衰えにより背骨を支えきれなくなっている

◆原因は何か

基礎疾患の有無により、原発性骨粗鬆症と続発性骨粗鬆症に分類されます。原発性骨粗鬆症のうち、主として閉経後の女性にみられる閉経後骨粗鬆症と65歳以上の高齢者にみられる老人性骨粗鬆症があり、これらが全体の約90%を占めています。一方、続発性骨粗鬆症の原因としては、内分泌疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、先天性疾患、薬物性などがありますが、ステロイド投与による骨粗鬆症に注意すべきです。

主要因として知られる性ホルモンや加齢を含め、複合的に発生すると言われる。人種、体型運動、喫煙、食事、アルコール摂取などが要因として知られています。人種ではアフリカ系が骨粗鬆症を発症しにくい。運動の習慣がなくやせた体型、低い身長は危険因子の一つです。

骨の形成に欠かせないカルシウムを不足させる動物性蛋白の過多の食事、ビタミンDやビタミンKの不足した食事、カフェインの摂り過ぎ、過剰なアルコール摂取は、食事面における危険因子となります。喫煙は下記#喫煙が骨密度を減らす仕組みによって危険因子となります。

骨粗鬆症を予防するには、これらの要因を除去する事、具体的には発症前の運動と食物の内容が重要で、この他に、宇宙飛行士が当該症状が起こりやすい。無重力が関係しているといわれており、宇宙空間に6ヶ月滞在する事により、骨密度は10%も失われる。宇宙食や運動や投薬で防ぐ研究が行われています。

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