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医食同源基礎講座» 第3編 病気改善の野菜果実» 第9章 脳梗塞

脳梗塞とは、脳の血管がふさがり、脳の神経細胞が損傷を受ける病気です。多くの場合、手足の痺れや脱力、運動障害や言語障害、記憶障害などが起こります。

脳梗塞には2つのタイプがあります。1つは脳の血管が動脈硬化を起こし血管が詰まる「脳血栓」、もう1つは脳以外の場所で血栓が発生して、それが脳の血管で詰まる「脳塞栓」です。「脳血栓」は睡眠時に発生することが多く、朝起きたときになんらかの異変に気づくことが多いといわれます。

一方、心臓などにできた血栓が脳の血管を詰まらせる「脳塞栓」は日中でも突然発作が起こります。また、脳梗塞は大きな発作が起きる前に、前触れが見られることがあります。これは「一過性能虚血発作(TIA)」と呼ばれるもので、歩くときにふらつく、物を落としてしまう、手足が痺れる、ろれつが回らない、言葉がすぐに出てこないといった症状が起こります。

しかし、TIAの場合は時間が経つと正常に戻ることが多いため、治療を遅らせてしまう場合があります。少しでも異常を感じたらすぐに精密検査を受けましょう。

◆原因と予防方法

脳梗塞は、高血圧や動脈硬化、高脂血症、糖尿病などが原因として考えられます。これらはいずれも血管を詰まらせる起因となるため、塩分やアルコール、コレステロール、糖分の摂り過ぎに注意しましょう。喫煙もドロドロ血の原因になるので良くありません。

また、血液がドロドロになる原因として水分不足もあげられます。毎日たっぷりの水分を補給するよう心掛けて下さい。更に、適度な運動と十分な睡眠を確保し、健康的な生活を送りましょう。

尚、最新の医学では脳梗塞の後遺症(廃筋症状)を減らせます。発症から4時間以内であればTPA剤で詰まったドロドロ血液を溶かすことが出来るのです。発症してから暫く様子をみてから医者へ行こうなど考えないことです。

◆予防効果が期待できる果物

アボカド、アンズ、イチゴ、イチジク、カキ、オレンジ、温州ミカン、キウイ、サクランボ、スイカ、西洋ナシ、ナシ、パイナップル、バナナ、パパイア、ビワ、ブドウ、マンゴー、メロン、モモ、リンゴなど。

脳梗塞の原因となる動脈硬化を予防するには、食物繊維のペクチンを摂取すると良いといわれています。リンゴ、桃、いちじく、イチゴ、キウイなどにはペクチンが豊富に含まれているのでお勧めです。

また、赤肉メロンやマンゴー、スイカ、みかん、あんずには抗酸化作用のあるβカロテンが含まれていて、細胞の老化防止に期待できます。その他、柿、イチゴ、キウイに多く含まれるビタミンCも良いとされています。

これ以外の上記の果物も高血圧予防に効果が期待できます。なお、肥満体質や中性脂肪「トリグリセリド」の値が高い人は、糖分を摂りすぎると肥満を進行させる恐れがあるので、果物の摂り過ぎは控えてください。