ここでは朝日西分より徳須恵までのルートを記載する。
本ルートのほとんど全ては『唐津街道―肥前佐賀長崎路から時津街道へ (九州文化図録撰書)』を参考にしている。
詳細は大師堂のページをご覧下さい。
大楠は樹周21m、樹高25m、根周り33m。全国で5番目の大きさを誇るものという。
公園内には観音堂がある。 詳細は観音堂のページをご覧ください。
境内の案内板の内容を下に記す。
火伏地蔵尊の由来
江戸時代の文化9年(1812)長崎脇街道(唐津街道)の宿場であった川古宿に原因不明の大火災が起こり、 約50戸の人家が全焼し、街道を覆うように茂っていた大楠まで枝葉を焼き取られてしまった。
住む家も失い、火災の悲惨さを身を以って感じた住民たちは二度と火災が起こらないようにと、 六地蔵に火伏地蔵尊一体を加え七地蔵とし、嘉永5年(1852)宿通りの真中に火伏地蔵尊として建立し、 火災撲滅を祈願した。
爾来この習慣は現在に至るまで続けられ、毎年、8月23日は火伏地蔵祭りとして区民あげて盛大に行われ、 近隣からの参詣者も多い。
平成12年(2000)8月吉日 皿宿区
このあたりが川古宿であったようである。 この前後の道幅はほぼ昔のままのようである(2間程度)。
ここには、六地蔵塔、2体の地蔵菩薩像、石灯籠がある。
石灯籠には延享5年(1748)の銘あり。
板碑は坂の上にある。 両側は草でほぼ覆われている。 板碑の裏の年号などの確認は長いものの気配を感じ断念。
板碑には「天照皇太神宮■結衆」銘あり。
秀岩寺は高峯山と号し、曹洞宗の寺院である。