神湊の盆踊り

木屋瀬の「宿場まつり」で披露された、神湊(こおのみなと)盆踊りです。 同まつりのパンフレットでは下記のように紹介されている。 紺色と白のツートーンカラーがなかなか渋い。

神湊は、古代より人や物資の行き交う海上交通の要港でございましたが、 江戸の幕藩時代には上方商人の廻船が出入りし、 大層賑わっていたそうでございます。 其の上方は江州[1]の商人が正徳5年(1715)頃、旅の無聊を癒やす為、 土地の若者達に雅やかな京風の手踊を教えたと云うのが、 神湊の盆踊りの始まりと伝えられて居りまして、 囃し方は唄・三味線・太鼓が中心で「高い山」・「大文字」・「本調子」・「坊主山」と4種類の唄と踊りがございますが、 何れも情緒深い節回しと優雅な手踊りが特徴であり、 特に「大文字」・「本調子」は、上方の趣を偲ばせるものと云われて居ります。 宗像市指定無形民族文化財

踊っている方々は「神湊の盆踊り保存会」皆さん。