篠栗街道

概要

問屋場跡(篠栗宿)-東構口に向って撮影
問屋場跡(篠栗宿)-東構口に向って撮影 

石堂橋(いしどうばし)→金出(かないで)宿→八木山(やきやま)→飯塚宿に至る街道である。

篠栗街道は「金出道」「篠栗道」「博多往還」「博多道」などの名があるという。

さらに、飯塚からは烏尾峠(からすおとうげ)香春(かわら)(秋月街道)→行橋方面にもつながっていたという。

慶長5年(1600)黒田如水・長政父子が筑前入府の際に利用。 大隈言道(ことみち)とその弟子野村望東尼もこの道を利用して飯塚を訪れたという。

篠栗街道の石堂端口・金出宿は今昔マップに掲示されている地図(1922-1926頃)に依っている。八木山については1:50000 chikeizu | Stanford Digital Repositoryに掲載された昭和11年(1936)に最終改定された大日本帝国陸地測量部の1/5000の地図を基にしている。 このため藩政期のルートから多少ずれがあることをご承知置きください

資料:『街道と宿場町 (アクロス福岡文化誌) 』p60

本街道の全ルートは今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)を参考にした。

ルート

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