浜崎宿(旧:唐津領浜崎村 現:佐賀県唐津市浜玉町浜崎)
概要
浜崎宿より唐津へは虹の松原をとおり渡河して進む。
浜崎宿は、唐津藩主・平戸藩主が参勤交代などで訪れ、福岡藩主も長崎警備で立ち寄ったという。 商業・漁業で栄えたと言う。
当時宿場内にあった瑞雲禅寺の寺内の石碑によれば、 同寺は本陣としての役割をはたしていたようである。
経路
浜崎宿入口 標高: 2.2m MAP 4km以内の寺社検索
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街道は玉島川を渡り浜崎宿に向かう。この川幅では当時橋はなかったと想像され、玉島川は対岸より船で渡河したのではなかろうか?
松原 標高: 10.1m MAP 4km以内の寺社検索
本来なら、ここより地図のような街道が続くはずであるが、写真の突き当たり(バイクのところ)で路は左右に分岐して、この先の領境石までの道は無くなっているようである。
虹の松原 標高: 18.8m MAP 4km以内の寺社検索
虹の松原は形が弓形に湾曲しており虹(rainbow)の形に似ていることからと、距離が2里あり「二里の松原」 が変化したという二つの名前の由来がある。
松原内は樹齢400年の古い松など多くあり、絶好の散策の場所である。 夏場は松林の中はひんやりとして気持ちがよい。
松原西方にある鏡山山頂からの眺望は絶景である。 観光客も多い。
領境石 標高: 18.7m MAP 4km以内の寺社検索
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国境石は国道202号線の車が頻繁に通る街道の左側にひっそりとある。 「従是東對州領」の文字。
ここから西に進むと、ほどなく松浦川に着く。
唐津へは船にて川を渡って入った。