宰府宿[日田街道福岡城路] (旧:筑前国御笠郡宰府 現:福岡県太宰府市)
概要
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宰府宿は安楽寺(現太宰府天満宮)の門前町として成立したものである。 黒田藩が設けた筑前24宿のひとつとされる。 『日田街道 - その歴史と美-展』によれば、 宿場には、高橋口・三条口・溝尻口・五条口の4ケ所に構口があったという。
宰府宿周辺の散策スポットもご覧ください。
太宰府天満宮一の鳥居から天満宮までのルートを記す。 本ルートは、今昔マップの地図(1922-1926)を参考にして作者が想定したルートである。 実際のルートとは異なっているかも知れない。
太宰府政庁前信号 標高:34.3mMAP 4km以内の寺院検索
未稿。
観世音寺前 標高:37.1mMAP 4km以内の寺院検索
未稿。
高橋構口跡 標高:38.3mMAP 4km以内の寺院検索
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構口は、朱色の五条橋を渡った所にあったという。 道幅も大幅に拡張され、その遺構は橋の傍らにある「奉納三所塩食碑(三浦の碑)」のみである。
石碑脇の案内板によれば、 これは、博多聖福寺の住職であった仙厓和尚によって揮毫されたものという。 この石碑は、この高橋口と、宇美方面の三条口を、 伊勢の二見浦、紀伊の和歌浦、筑前箱崎の浦の「お潮井(清めの砂)」を取り寄せて清めた記念碑との事である。 (文政13年(1830)3月の銘) この「奉納三所塩食碑)(三浦の碑)」は、三条口にもあるという。
宰府参りの人々は、此処で身を清めて宰府宿に入ったといわれる。
五条 標高:37.1mMAP 4km以内の寺院検索
未稿。
西正寺(制札場跡) 標高:43.6mMAP 4km以内の寺院検索
制札場は、西正寺南側の駐車場前が その場所であったようである。 遺構は皆無である。
西正寺は、浄土真宗本願寺派の寺院で、 岩屋城の戦いで奮戦・戦死した高橋紹運以下の戦士の菩提寺である。
太宰府天満宮 標高:53.2mMAP 4km以内の寺院検索
未稿。